保健師の職場:産業保健師になりたい人向け・退職者が多そうな求人の探し方

こんにちは。

今日は、産業保健師になりたい方・求人を探している方にぜひ知っていただきたい内容です。

働き方改革や、メンタルヘルス対策の必要性が認識されるに伴って、産業保健師の求人も増えているそうです。しかし、保健師の離職率が高い企業もあるため、求人の見極めと情報収集は必須です。長年この業界にいる方なら、転職のポイントもご存知かもしれませんが、初めての転職の方には分かりにくいかもしれません。今回は私が知り得た求人の探し方についてご紹介したいと思います。

それでは、人間関係や職場環境に困難があり、退職者が多そうな企業の見つけ方3点について解説します(筆者の個人的観点です)

1、頻繁に求人を出している企業

働きやすい企業はあまり求人が出ません。働いている方があまり辞めないためです。ここ数年、産業保健師の求人を見ていますが、待遇の良い企業、評判が良い企業は求人を出してから締め切りまでの期間も短く、すぐに募集終了になってしまいます。そして、再度求人が出るのは数年後でしょう。

これは、半年ほど求人を見ていると、何となく人気がある職場か、そうでないか分かるようになると思います。半年位見続けると、なぜかずっと求人が出続けている企業があります。

もし、半年も求人をチェックする時間がなかったら、紹介会社さんにどれくらい募集をかけている求人かを聞いてみると良いです。理由は教えてくれないところもあるかもしれませんが、長期間出しているところはあまり喜べない理由がありそうです。

また、募集の理由に、「増員」と書いてあっても信用ならないこともあるので、ご注意ください。

頻繁に求人を出している企業は、評判が悪すぎて人が集まらない可能性もありますし、人間関係・職場環境がひどくて人が辞めすぎて常に募集してる可能性があります。

頻繁に求人を出している企業にはお気をつけください。

2、紹介会社からの評判が悪い企業

紹介会社も、保健師を紹介してもすぐ退職してしまう・心を病んでしまうような企業は把握しています。紹介してもらっても、聞いていた情報と違っていたり、劣悪な環境であったりすると保健師から紹介会社にクレームが入るようです。

求人は出ているものの、詳細を問い合わせた時に正直お勧めできない求人です、と言われたことがあります。「ご紹介してもすぐに辞めさせるような企業にはこちらとしても紹介したいとは思えないです」とありのままの情報をお伝えして下さいました。紹介会社さんも言いにくいでしょうにありがたいです。

しかし、紹介会社さんにも情報がない場合があります。新規で取引をしている企業は、実績がないのでどんな企業がわからない場合があるようです。

その場合は、情報不足を補うために他の紹介会社さんに問い合わせをすると良いです。以前取引をしていたケースもありますし、何か情報を持っている可能性もあります。

転職は、情報はいくらあっても足りないことはないです。気になる求人が出たら、何社かに問い合わせして情報を得ることをお勧めします。

また、同じ企業でも紹介会社によって時給が異なる場合があります。仕事内容は全く一緒でも、時給が数百円違うこともありますので、お気をつけ下さい。

3、面接の印象が悪かった企業

面接は、職場見学の機会でもあります。絶対に採用されたい気持ちはあると思いますが、冷静に観察しましょう。

面接で感じる違和感の正体は入社後に分かると思います。合わないと感じたら入社を断るのもありです。こればかりは自分を信じましょう!

私の場合は、なぜか『根性ありますか?』『スポーツを続けていた経験はありますか?』『最近の若者はすぐやめるけど、あなたはどうですか?』としつこく聞かれました。今思えば、保健師がすぐに辞める職場だったからですね。その時は違和感に気付けませんでしたが入社後に質問の意味を痛感しました。

 面接中に違和感を感じたら、あなたの感覚は正しいです!!

嫌な予感は当たるものです。焦って決めるのは辞めて、他の求人にも目を向けましょう。

まとめ:こんな職場は要注意!

1、頻繁に求人を出している企業

2、紹介会社からの評判が悪い企業

3、面接の印象が悪かった企業

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