メンタルクリニックで過払いを防ぐためにチェックしたいこと
ぜひとも、メンタルクリニックの受診の後にチェックしてほしいことがあります。
それは、明細書の内容です。
明細書をチェックするだけて、いくらか返金してもらえる可能性があります。
まず、メンタルクリニックで請求される診察料の中には、「通院・在宅精神療法」と言うものが含まれています。これは、初診料や再診料とは別で、心療内科や精神科で算定されるものです。
これは、週1回に限り算定できる項目で、担当する医師が対応した時間によって点数が決まります。
30分以上の場合は400点、5分以上30分未満の場合は330点です。
気をつけて頂きたいことは、
1、1週間のうちに何回か算定されてしまっていないか?
2、30分以上も医師の診察を受けていないのに通院・在宅精神療法30分以上の算定になっていないか?
の2点です。
悪質なクリニックでは、患者さんに説明することもせず、高い点数で請求していることもあります。
実際にあった例としては、
医師の診察は5分程度、看護師の問診は20分程度の患者さんが、「通院・在宅精神療法30分以上」で請求されていたと言う事例を聞いたことがあります。医師以外のスタッフに問診を受けた場合、対応された時間が長いので、30分以上で請求されても納得してしまいがちですが、この点数は医師の診察の時間で請求されるものです。この場合は「30分未満」の点数で請求されるべきです。
また、本来なら週に1回しか請求できないのですが、間違って複数回請求されてしまうこともあるようです。
なかなか気付きにくいのですが、お会計の時に、ぜひ立ち止まって明細を確認してみて下さい(^^)