避難所に持って行って良かったものと過ごし方
こんにちは。
2020年7月九州での豪雨のニュースに心が痛みます。被害に遭われた方、お亡くなりになられた方、心からお見舞い申し上げます。
コロナ禍での水害、どれだけ心身共に負担になるか。。。少しでも身体が休める場所で、心も休められるよう願っております。
私個人でも、少しでもできることを探して、何か力になれればと思います。
2019年8月、大型台風が発生した際に、自宅が浸水のリスクがあるとのことで避難したことがありました。浸水は免れましたが、災害を改めて身直に感じる経験になりました。今後に活かせるよう、備えられるように経験したことを記録しておきたいと思います。まず今日は、避難所に持っていって便利だったものについてまとめたいと思います。
避難所で便利だったもの
- 毛布と圧縮袋
避難所は床が硬いです。また、夏にもかかわらず意外と冷えました。毛布は敷くことも羽織ることもできたので持って行ってよかったです。そのままでは嵩張りますが大きめの圧縮袋に入れたら入りました。大きめの圧縮袋はこんな時にも役立つんですね。私は3coinsで買いました。大きさもちょうど良いですし、絵柄もかわいくておすすめです。
避難所で、薄い敷物と、1人1枚毛布を貸してくれましたが、敷物は薄いので、毛布を敷いて過ごしていました。床に敷いたらかけるものはありません。もし、毛布を持っていくのが大変でしたら、大きめのバスタオルなどでも代用できそうです。冷え対策にも、体を隠すためにも何か羽織れるものがあると良いと思いました。ヨガマットを持ってきている方もいました。
- カッパ
この日は強風で、傘も意味がないくらいでした。カッパを羽織れば両手も使えますし、とても便利でした。台風が近づくにつれて、ドラッグストアでも品薄になっている印象があったので、買える時に準備しておくと安心です。
- ラジオ
スマホでも情報は得られましたが、充電がなくなるのが心配でした。淡々とニュースを読んでくれるラジオは、気持ちも落ち着かせてくれました。
これも昨年は台風が近づくと電気屋さんには在庫がないくらい売れていましたね。家にあったラジオを久しぶりにつけたら壊れていたのですが、売っているところが見つからず買うのに苦労しました。色々機能があるものもあります。手動で充電できるものが欲しかったのですが、1000円くらいのシンプルなものしか買えませんでした。しかし、結果的には十分でした。小さくて操作が分かりやすくてとても便利でした。
- 水、お茶
用意をお忘れなく。避難所が学校だったため、近くに自動販売機がありませんでした。お茶があると癒されます。
- おかし
食欲はあまり出ませんでしたが、甘いものは食べやすく、気持ちが落ち着きました。いつも食べているお気に入りのおかしがあると良いと思います。
私はかりんとうを持って行きましたが、カロリーも高いので良い栄養補給になったと思います。喉は渇きます…
- 食べ物
1食分は持っていくと安心です。
おすすめは、すぐに食べられるパウチ食品です。親子丼の具とお粥が便利でした。アルファ米は持ち運びが便利ですが、すぐ食べられない(水で戻すのに時間がかかる)のが不便でした。お粥は、白がゆより味があるものが美味しく感じました。使い捨てのスプーンも持っていきました。
- 歯磨きセット
避難所で歯を磨けます。いつも通りの生活ができるよう、歯磨きセットを持って行きましょう。
- 靴下
避難時に豪雨、強風だったため、避難所に到着した時はズボンと靴下はびしょ濡れでした。濡れたままだと体力を奪われます。夏だから気にならないかと思いきや、意外と冷えますので、替えの靴下を持っていくことをお勧めします。
- 電源タップまたは延長コード
避難所にはコンセントがあり、充電もできます。しかし、コンセント周辺の場所は大人気で、避難所に到着するタイミングによってはコンセントが確保できないかもしれません。そんな時に、電源タップがあれば、充電させて下さいと声をかけやすくなります。
- 耳栓
避難所には色々な状況の方が集まります。小さいお子さんや、年配の方、何人かのグループで避難する学生さん達。
昼間はあまり気になりませんでしたが、夜間は泣き声や、独り言、楽しそうな話し声が目立ちました。お互い様ですので、気にして欲しくはありませんが、音に敏感な方は辛いかもしれません。豪雨・暴風で外の音も気になりますし、夜間しっかり休みたい方には耳栓はあったほうが良いと思います。
避難所での過ごし方
- 服装
女性の場合、一目で女性と分かるような色や露出の多い服装はおすすめしません。動きやすいジャージがおすすめです。
避難所は男女共有で、区切りもない。たまに知らない人に体を触られたりすることもあると聞きます。夜間は照明を落とし、暗くなるので、一目で女性と分かると危険かもしれません。隣との距離はありましたが、夜間にそっと近くに来られても気づけないかもしれないと感じました。
- 場所の確保
これは好みですが、しっかり寝たい方は入り口から遠いところを選ぶと良いと思います。
しかし、夜間は照明を落とし、暗くなります。入り口付近は灯りがあるため、人の動きが分かり安心感はあります。女性だけのグループや、1人で避難している方は入り口付近が安心だと思います。
- 寝る時に気をつけたこと
貴重品の入っているリュックを枕にして休みました。スーパー銭湯で寝ている時、枕元に置いているリュックを開けられ、何か盗まれそうになったことがあります。こんな時に、盗難にあったらたまったものではありません。リスクは出来る限り抑えましょう。
以上、避難所に持っていってよかったものと、過ごし方についてでした。
災害は突然です。台風直前には、みなさん一斉に準備を始めるので、買いたいものが買えなくて困ることもありました。日頃からできる準備はできる時にして、もしもに備えられるようにしたいですね。
避難リュックに入れたものまとめ
- ・毛布(掛け物)
- 圧縮袋
- カッパ
- ラジオ
- 飲み物
- おやつ
- 食事
- 歯磨きセット
- 靴下
- 電源タップ
- 耳栓