在宅ワークはいわゆる繊細さんに向いてると思う
昨年から、完全在宅で仕事をしています。
これまで、看護師・保健師と、在宅ワークとは相性が悪い仕事をしていたので、とても新鮮です。
私もけっこう繊細なタイプで、他人の機嫌とか空気を気にしがちな人間です。
看護職は女性が多いので、個人的には相談しやすくて心強く、良いこともあるのですが、女性社会は人間関係が難しかったりしますよね。
仕事自体はやりがいもあるし好きだけれど、人間関係や人と関わるのは疲れるなと思っていました。(メンバーがどんなに良い人でも、です。)
しかし、在宅ワークを始めてみて、疲れが激減しました!
今回は、繊細さんに合うと思う理由とデメリットについて書いてみたいと思います。
繊細な人に合うと思った理由
- 仕事に集中できる
- 直接人と関わることがない
- 文字だけのやり取りも可能
- 働く環境を自分に合わせられる
まず、1、仕事に集中できること。
これまでの仕事は、とにかく自分の業務だけには集中できなかったです。
業務をしながら周りの人の動きを見て、必要なら雑談に入ったり、機嫌が悪い人を避けるよう気を付けたり、トイレに行くタイミングを考えたり、服装を考えたり…などなど、挙げだしたらきりがない位、業務以外で考えること・行動することが多かったと感じます。
それが、在宅ワークでは、ありません。パソコンの中で見えること以外は、気にしなくて良いのです。
そのおかげで、仕事に集中できるなと感じます。職場は苦手だけど仕事は好きと言うタイプの人にはとても良いと思いました。
次に、2、直接人と関わることがないこと。
これは、デメリットにもなるのですが、家で仕事をするため他の人には会いません。(会えません)そのため、対人だと緊張して疲れやすい人には良いポイントだと思います。
人と関わる時、考えることが多いなと思います。相手の機嫌や都合、ひいては自分の見た目や表情など、情報が多いのです。
在宅ワークでは、それは一切考えずに済んでいるので気が楽です。
3、文字だけのやり取りも可能なこと。
これは職場によると思うのですが、声を発さず、メールやチャットだけでのやり取りが可能です。
電話は緊張するので苦手と言う人は多いと聞きます。
そうした方には、文字でのやり取りの方が気を遣わない印象があります。
私は電話はそこまで苦手には思わないのですが、メールやチャットよりは気を遣う気がします。
そのため、文字だけでコミュニケーションが取れるのはありがたいです。
逆に、短文になると意図が伝わりにくい場合もありますが、それを分かったうえでお互いやり取りをする場合、むしろ会話より要点がしっかり入っていますし、誤解の内容に細かな内容を伝えられるしもらえているように感じます。
4、働く環境を自分に合わせられること
職場のにおいや、空調など、気になる人はいると思います。
在宅だと、机や椅子、モニターなども自由にできますし、好きな香りや音楽につつまれて仕事をすることができます。
自分の働きやすい環境を作れるのであれば、とても良いと思います。
これまで働いてきた職場は、休憩室がやたら狭くてくつろげなかったり、職場のエアコンの調子が悪く暑かったり、他の人とエアコンの適温が合わず凍えたりと、自分の好きにすることは難しかったです。在宅なら、自分の好きにできるので、仕事にエネルギーを注ぐことができます。
ざっと考えるとこんな感じでしょうか。
そんな訳で、在宅ワークは個人的にはとても働きやすいと感じます。
在宅ワークのしんどいところ
- 運動量が減る
- 眼精疲労がしんどい
- とにかく人と話す機会が少ない
- 今しかできない仕事をしなくて良いのかと悩む(体力的に)
1、運動量が減ることは私にとってはしんどい部分でした。
通勤は知らぬ間に日々の健康を支えているのです。
転職前は通勤で毎日30〜40分は歩いていましたが、今はそれがありません。
以前は1日平均8,000歩位歩いていたようですが、今は平日、1,000歩も歩いていません。
そのせいか、むくみもひどくなりましたし、血流が悪いためか生理痛も悪化しました。体重も徐々に増え、服がきつくなりつつあります。
散歩が好きなので、気分転換の時間が減ったこともストレスでした。
人間、適度な運動は必要ですね。
加えて、地方移住をしたこともあり、車社会で歩いている人が本当に少なく、散歩していると不思議そうに見られることあり、外を歩くことが嫌になってしまいました。
そこで考えたのが、エアロバイクの導入です。3日坊主の私が続くか分からなかったので、私はレンタルすることにしました。
レンティオというところでお借りしました。
1ヶ月2,000円くらいで借りられて、続かなかったら返却できるのでちょうどよかったです。
やってみたら手軽で楽しくて、空いた時間でできるので、合計すると1日1時間位漕いでいることもあります。在宅ワークの方にぜひお勧めしたいです。
よかったら、こちらが紹介コードです。ご活用ください。
https://www.rentio.jp/?invite=mogu
2、眼精疲労がしんどいこと
これは在宅ワークでなくてもあると思います。ただ、在宅ワークは自由な時間が多いこともあり、仕事以外で自分の好きなことができます。
私は学生をしていることもあり、その関係に取り組む時間もあったり、そもそもPCを眺めることが大好きなので、モニターを見る時間が長くなりがちです。
在宅ワークは社内でのやりとりがない分、ずっとPCと向かい合うことになるかなと思います。
眼精疲労によい目薬を使ったり、栄養をとりながらなんとか疲れを取ろうとしています。
3、とにかく人と話す機会が少ない
これは在宅ワークのメリットでもあり、デメリットにもなると思います。
会社にいたら雑談も気軽にできますが、在宅ワークはそうもいきません。他の人が何をしているか見えにくいですし、雑談の時間が指定されていない限りは雑談の必要がありません。
今の私にとっては良いのですが、もしかしたら、一人暮らしの時などはしんどかったかもしれません。家族と話せるのはありがたいです。
社内での雑談が苦手な人にはとても良い環境ですが、人と話すことでエネルギーをもらえる方にとっては少ししんどいことかもしれません。
孤独耐性高めと思う方にとっては良い点です。
4、今しかできない仕事をしなくて良いのかと悩む(体力的に)
在宅ワーク、私にとってはとても働きやすいですし、転職したいとは思いません。
ただ、今30代なので、これからの人生で今が一番体力があるのではと思います。
そんな中で、今しかできないような仕事、たとえば夜勤がある仕事など体力が必要な仕事で今のうちに経験しておいた方が良いことがあるのではとも思ったりします。
そんなことを言っても、向き不向きもありますし、20代で体力が必要な仕事をしてへとへとになっていた自分を思い出すと、静かにコツコツ働くことが合っているような気もして、不要な焦りのような気もします。
こんな感じで、しんどいこともありますが、私にとってはメリットの方が大きいです。
もし、自分の繊細さを自覚していて、今の職場がしんどいと感じていたら、こんな働き方もあるということを知っていただけたら嬉しいです。