公認心理師試験前にやってよかったこと・やっておけばよかったこと~試験当日のメンタルやもちものなど〜
こんにちは。
最近試験について聞かれることがあったので、思い出しながら試験前の時期や当日のことを書いてみました。前半は試験1ヶ月前のこと、後半は試験当日のことです。
やってよかったこと
会場に持参するノート作り
試験1ヵ月前からはじめました。
参考書は主に現任者講習テキスト、必携テキストを使っていましたが、2冊持って行くのは重くて辛いので避けたいと考えていました。
また、試験当日は移動中と休憩中しかテキストを確認する時間はないだろうとも思ったので、持ち運びしやすいノートを作ろうと考えました。
一からノートを作る余裕はなく、またキレイにまとめようとするとストレスになるので、元々ノート作りは苦手です。そこで、見て思い出せる資料を作ることを目標に、覚えたい単語や図を、付箋に書いて心理学手帳に貼ることにしました。
付箋なら、貼ったりはがしたりできるので、必要に応じて修正できます。
また、1枚に書ける量が限られるので、見るのも楽でした。
当日は、心理学手帳に最初からまとめてある情報も確認できるし、自分のメモも見られて良かったと思いました。私の場合は、たくさん資料があるとあれもこれも確認したくなり、見ていないものがあると不安になる気がしたので、コンパクトにまとめたことは良かったと思っています。持ち運びも楽で、試験前に疲れずに済みました。
心理学手帳
当日のシュミレーション
家を出る時間、朝食、服装、昼食、持ちもの・・・普段と時間の流れや環境が違う中で、自分の力を十分に発揮できるよう願いながら考えました。
- 家を出る時間:会場の開場時間15分前に最寄り駅に着くようにしました。早すぎず、遅すぎずのちょうど良い時間に。これは電車での移動だったので計算がし易かったですが、当日は雪が降っていて公共交通機関が乱れた地域もあったようなので、お住いの環境に合わせてシュミレーションされると良いと思います。
- 朝食:いつもと同じものを食べる
- 服装:寒い時期でしたので基本厚着で、調整できるよう服装にしました。会場によっては、暑かったところもあったようです。暑い場合と寒い場合、どちらにも対応できると良いと思います。
- 昼食:おにぎり、パン、コンビニのお弁当、普段のお弁当…など、試験までに昼食に食べてみて、眠気が辛くないものにしました。炭水化物が多いと午後の眠気が辛そうなので、タンパク質もとれるものが良いと感じました。
- 飲み物:会場で買えるか分からないので多めに持って行った方が良いです。お茶と普段飲んでるカフェオレも持っていきました。眠気も覚めて良かったです。
やればよかったこと
試験本番に近い状況で過去問を解くこと
これはもっと早くやればよかったと後悔しました。
解説本で何回も解いた過去問ですが、表示の仕方で印象も変わります。こんな問題あったっけ?と焦ったり、難しく感じました。
本番の方法に慣れると言う意味でも、遅くとも試験1ヵ月前には解説本でなく、本番に近い形で問題を解くべきでした。過去問はネットに掲載されていますので、印刷して解くことをおすすめします。
以下、過去問と回答が確認できます。(一般財団法人 日本心理研修センター)
- 第1回 http://shinri-kenshu.jp/topics/20181127_830.html
- 12月試験 http://shinri-kenshu.jp/topics/20190131_1124.html
- 第2回 http://shinri-kenshu.jp/support/examination/examresults_2019.html
- 第3回 http://shinri-kenshu.jp/support/examination/examresults_2020.html
また、勉強を始めたころにも解いたことはありましたが、学習を深めてから解くのでは、過去問の見方も変わることが分かりました。「この問題、去年も出題されていたな」「言い方変えてるだけで同じ問題出てるな」と改めて発見することもありました。2週間前に気づいても遅いこともあるので、これは余裕を持って行うことをおすすめします。
当日について
もちもの
- 受験票
- 鉛筆
- 消しゴム
- 心理学手帳
- カイロ
- おやつ(GABAチョコ、あめ、ガム)
- 飲み物(お茶・カフェラテ)
- 昼食
- 腕時計(時計がない会場もあります)
GABAは経口摂取でも効果があるらしく、寝付きが良くなると評判らしいです。リラックス出来そうなので試験前に食べてました。美味しいし落ち着く気がします。
持っていけばよかったもの
- 肩こり、首こり、眼精疲労対策(午後肩こりが悪化してしんどかった…)
- 椅子に敷くもの
大学の椅子は固くて冷たかったです…。第3回試験は冬だったのでマフラーを敷きましたが、第4回は夏ですね。何か柔らかいものを持っていくと良いかもしれません。
また午後は、眠気・焦りとの戦いに加え、首・肩こり、眼精疲労との戦いでもありました。予想以上に疲れました。ぜひ、対策は万全に。
サロンパスは肌にやさしくていいですね…
受験中、とにかく考えていたこと〜試験中のメンタル〜
受験で実力を発揮するためには平常心を保つことが大事だと改めて感じました。試験中は緊張と焦りで諦めたくなる瞬間がありますので…
とにかく試験を終えないことには先はありません。
試験中は平常心を保つこと、焦る自分にのまれないためにエネルギーを使ったように思います。
- とにかく最後まで問題を解く
- できなかった問題につられない
- 解いている問題に集中する
- 諦めたくなる気持ちを認める
- 焦っても仕方ない、とにかく解き終えることを目標にする
- 勉強前でも解ける問題はあったから多分0点は取らない。
不安が襲ってきたら、ひたすら頭の中で唱えました。
試験当日、もし不安になった時はいままでの努力を思い出して平常心を取り戻して下さい。陰ながら応援しています。
以上、試験前と当日を思い出して書いたことでした。これから試験を受ける皆様を心より応援しています。