公認心理師受験を終えて。Gルート受験のモチベーションの保ち方
第3回公認心理師試験の合格発表も過ぎ、ほっとしましたが疲れが一気に出た気がします。
受験を決めてから、今まで…振り返ると長い道のりでした。思い返すと、延期やコロナなど色々なことがあり、途中で投げ出してもおかしくなかったのですが、(筆者は根性も体力もなく、投げ出すのが大得意なので…)今回ばかりはやり遂げた感がありました。そこで、モチベーションをどう保ったかを残しておきたいと思います。
動機付け(なりたい気持ちを保つ)
なりたい気持ちを保つために、試験を受けたい気持ちの原点を忘れないようにしていました。
- 将来のこと:公認心理師になったら何がしたいか?自分がどう変わるか?を想像した。
- 過去のこと:なぜ公認心理師を受験しようと思ったかを改めて言葉にした。
人によっては仕事上必要だから受験する方もいると思います。その方にとっては、あえて考える必要もないかもしれません。
しかし、私もでしたがGルートの方は他に仕事をされていらっしゃると思いますので、あえて試験を受ける理由を再確認することで、より受験に対する動機付けができるのではと思います。
成果の見える化・自己肯定感を保つ
覚えることがたくさんあり、自分は全く覚えていないのではないかと宇宙に放り出された気持ちになることがありました。
そんな時は以下のことをして、勉強の成果を確認・可視化できるようにしました。
- 過去問を見返し、できるようになった問題を確認する
- 覚えた単語を再確認する
- テキストを何ページ読めたか数える
- 覚えたことを説明してみる
勉強時間を可視化したり、勉強した箇所にシールを貼るなどして勉強した内容を可視化するのも良いと思いました。
過去の成功体験を思い出し、自分に合ったやり方を探る・定着させる
社会人になってから資格試験を受けることはありましたが、こんなに試験範囲が広い試験は受けていませんでしたので、自分の勉強方法で十分なのかと言う不安は常にありました。
情報がたくさん得られる時代ですので、他の受験生の勉強方法や予備校、問題集の情報もたくさん入ってきます。ありがたいことですが、勉強方法については迷子になりそうな時がありました。
そんな時は、自分がやり遂げたことを思い出し、自分の過去の成功した勉強方法を思い出すようにしました。
- 高校受験
- 大学受験
- 試験勉強
- 資格取得 等
どうやって乗り越えて来たかは、人によって様々だと思います。
勉強方法やモチベーションの保ち方のヒントはそこにあると思います。
私の場合は、受験生の時は授業を聞いても問題は解けるようにならなかったのでひたすら問題集を解いていたことと、文字だけでは覚えにくいので図にしていたことを思い出し、勉強方法に活かそうと思いました。また、過去の成功体験を思い出すことによって、不思議と今回も大丈夫と気持ちを前向きに保つことができました。
勉強が辛い時の逃げ道を作る
仕事で疲れてしまった時や、気分的に試験に向き合えない時は頑張らず、できること・得意なことだけすることにしました。
そうすることで、少しでも集中できている感覚になるため、モチベーションを下げずに済んだと思います。もちろん、そればかりでは偏った学習になりかねないので、しばらく好きなことをしたらやるべきことをするようにしました。
また、楽しみたいことの予定も入れて、勉強しない期間を設けることでリフレッシュもできたと感じます。
一人で頑張らない
- 周囲に受験することを宣言する。(これでやらざるを得なくなる)
- 家族は一番の理解者であり協力者、監視者でもある。サボっているとストレートに言ってくれ、喝を入れるとともに励ましてもくれました。毎日一緒に過ごす家族の協力を得ずして受験はできなかったとしみじみ感じます。
- 受験仲間と進捗を話す。励まし合う。
モチベーションの保ち方は、勉強期間によっても変わってくるとは思うので、私の場合の一例としてご紹介させていただきました。
少しでもお役に立てれば幸いです。