2020年12月時点で分かっているコロナのこと(内閣官房資料より)
- 日本で新型コロナウイルス感染症と診断されたのは約209,980人で全人口の約0.2%に相当する。
- 死亡率は以前と比べて低下している。(下の赤いグラフが最近の死亡率)
- 重症化しやすい人は、高齢者と基礎疾患のある方。
リスクの高い基礎疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、高血圧、心血管疾患、肥満
- 妊婦は重症化リスクは明らかになっていないが注意が必要。
- 日本の人口あたりの感染者数・死者数は世界の平均と比べて低い水準で推移している。
- 他の人に感染させてしまう可能性がある期間:発症2日前から発症後7〜10日間程度
- 発症直前・直後で特にウイルス排出量が高くなる。
- 感染した人のうち、他の人に感染させているのは2割以下と考えられている。
- 治療法の確立もあり、以前と比べ死亡率は低くなったと考えられる。
さいごに
年末年始になり、人の移動が増える時期でもあると思います。1年間我慢したからと、帰省の予定がある方もいると思います。人は、集団になると正常な判断ができなくなったり、リスクの高い方を選んでしまったりすることがあります。いわゆる「赤信号みんなで渡れば怖くない」です。心理学では「リスキーシフト」と呼ばれるそうです。
日々感染者数が増える状況で年末年始を迎えることを危惧しています。
どうか今年ばかりは年末年始をしずかに過ごせますように。
どうか、周囲の雰囲気に流されず自分と大事な方を守る行動を一人ひとりが意識してこの危機を乗り越えましょう。
<参考資料>
2020年12月時点.新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識